【東京校/若宮祐子】メイクをする時に気を付けていること~アフターコロナ

みなさま、こんにちは。

東京校でメイクアップアドバイザー養成講座を担当している若宮祐子(わかみや ゆうこ)です。



私は普段、ヘアメイクアーチストとして、メディアに出る方々のサポートをしています。


ヘアメイクとして、対面して直接お肌に触れるメイクというお仕事は、現状難しいですよね…。


リモートでアドバイス出来ることももちろんあると思いますが、今後お客様のメイクをする機会が増えた時のために、今日は私のヘアメイク現場で気を付けている事をお伝えできればと思います。



基本的にはとてもシンプルです。

「やるべき事を必ず行い、してはいけない事を絶対にしない」



こまめな検温、手洗いうがい、マスク着用、換気、空気清浄、掃除、あらゆるものの除菌、消毒を徹底する。


メイク中、必要最低限な事以外はおしゃべりをしない。

(とは言え、メイクが終わってからのコミュニケーションは、少し離れてお話していますよ!)


マスク着用は基本で、場合によっては使い捨てゴム手袋やフェイスガードを使用。

(私は準備をして、その都度お相手に合わせています。)


メイク直前にも手を洗い、手指消毒。


化粧水、乳液はコットンで塗布。


道具は使い回しのないよう、ブラシは少量を何セットも作り、使い捨てのブラシを使用。スポンジも使い捨て、パフやクロスは1人1枚、毎日洗濯とアイロンがけをします。


スパチュラ やパレット、使い捨てスポンジ、ブラシを使用して、手に触れないように化粧品を取り出し塗布する。


ネイルで使用するような「ペーパーパレット」が使い捨てでとっても便利ですよ!(画像参照)




コンサル時に使いやすかったコスメは、今までと変わってくる可能性もあります。


プレストされたパウダーものをパフやブラシで何度も取ってつけるより、練り物やチューブタイプのものをスパチュラ で必要なだけ取り分けて、スポンジやリキッド用ブラシ、使い捨てブラシでつけた方が安心です。




粉物は一回分をティッシュペーパーの上にとって塗布したり、アイブロウは繰り出しペンシルタイプのものを毎回ポキポキ折って、常に新しい部分を使ったり。


アイライナーはポッドタイプをスパチュラで取り、使い捨てのブラシでつけたり。




粘膜に近いコスメや道具に関しては、特に注意が必要で、お客様ご自身のものをお使い頂くのがベストです。


こちらにお任せいただく場合は、アイライナーもそうですが、マスカラもスクリューの使い捨てを2本、片目づつ使うなど、細心の注意を払っています。



メイク前の掃除や消毒、目の前で取り分けて使用するなど、今までよりも一手間かけて丁寧にする必要があります。


最初は時間もかかるし、戸惑う事もあるかもしれません。



メイク技術における手を使っての微妙な質感の出し方も、今は控える時期です。


ですが、逆にそれを楽しんで、安めの使い捨てブラシでどこまで上手に出来るかな、と自分のスキルアップを楽しみにやってみるのもいいかなと思います。



ラピスアカデミー東京校

メイクアップアドバイザー養成コース担当

若宮祐子



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若宮先生の過去記事はこちら

「理想肌」

https://lapisacademy.amebaownd.com/posts/3937363?categoryIds=877401


「グレーヘア」

https://lapisacademy.amebaownd.com/posts/5870841?categoryIds=877401


「お助けベースアイテム2種」

https://lapisacademy.amebaownd.com/posts/5678865

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メイクアップアドバイザー養成コース

https://www.lapis234.com/course/makeup-adviser.html